2017年 06月 28日 ( 1 )


この年になって別れがだんだん辛くなりました

若い頃はホームシックも無く故郷を離れたし
生まれた国も離れました

あの頃は行く手に待ち構えている
いろんな重大事を思うと
感傷に浸ってる暇がなかったのかもしれません

小さい頃から日記をつけてますが
なぜか引っ越しのたびに無くなって
今ではほとんど消失しているという不思議

なのに一冊だけ見つかりました

クーラー修理の人が来た時
動かした段ボールの中に古い本と一緒に
入ってました

開いてみたら大昔
すねーるが二十代後半の頃

癌で闘病していた父が亡くなった年
その瞬間や火葬した時のことなどが書いてありました

東京から駆けつけ
お父さんと呼ぶと「あいよ」と答えてくれた事
その声もだんだん細くなり
目を閉じる前は
じっと病室の天井を見つめていた事など

「我が父を焼かねばならぬ火を持てり
天つ空には見るものもなし」
(斎藤茂吉の句、ほんとは我が母です)

読んでいたらあの頃がフラッシュバックし
三十年たっても泣けてしまいました

まだ五十代後半だった父の命日はもうすぐ
気がつくと
すねーるが今年あの父の年になっています

父、友人、ボーイフレンド
まわりの人たちの死を次々に経験した二十代

若かったので別れも今より楽だったと思ってました

でも少しずつ痛みにオブラートをかけて
忙しく生きて来ただけかもしれません

最近何かの拍子で
そのオブラートが溶けてしまう事があります






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湿った梅雨時に湿った話になりました
でもこっちは青空です 笑

朝の散歩で見つけた花





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by stellalove124 | 2017-06-28 05:27 | 家族のこと | Trackback | Comments(6)

ベイエリアの端っこで、三匹の犬と一匹の猫、のんびりカタツムリのような暮らしです。たまには都会にも出てみます。


by すねーる